MENU

腰への負担が大きい職業で腰痛を改善・予防するポイント!

腰痛改善・予防のためには、同じ姿勢を長時間続けてはいけない、中腰での作業はいけない、重いものを持つのはいけない…等々、よく分かってはいるけれど、職業上どうしようもないことが多いですよね。

 

ここでは、そんな腰への負担が大きい職業別に、腰痛改善・予防のためのポイントをご紹介します。

デスクワークの人

デスクワークの人

 

イスに座る姿勢は、立っている場合に比べて、腰への負担が1.4倍になることは『腰痛を改善・予防する生活上のポイントをご紹介! 』で述べたとおりです。長時間のデスクワーク、パソコンワークが多い人に腰痛が多いのもうなずけますね。

 

デスクワークが多い人は、腰痛を改善・予防する生活上のポイントをご紹介! で述べた、正しい座り方を意識することが大切です。

 

イスに深く腰かけて背筋を伸ばして座り、足裏が床につくようにイスの高さを調整しましょう。足が床につかないときは、台などを用意して、そこに足を置くようにします。

 

書類やパソコンをのぞきこむような、前かがみの姿勢を続けることは厳禁です。パソコンは、肘から手が床と平行になる高さになるように調整します。足を組んだり、頬杖をついたりするのも腰痛の一因になるので注意しましょう。

 

正しい姿勢で座っていても、長時間同じ姿勢を続けていると血行が悪くなります。30分に1回は立ち上がって、ストレッチなどで体を動かすようにしましょう。

 

立ち仕事の人

立ち仕事の人

 

一日中、立ちっぱなしの仕事で、夕方には腰が痛み、足はむくんでパンパンに…。そんな方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

立ち仕事の方も、腰痛を改善・予防する生活上のポイントをご紹介! で述べた正しい立ち方を、まず意識するようにしましょう。

 

できるようであれば近くにイスを置いておき、作業の合間を見つけて座るようにします。また、足元にレンガ程度の台を置いておき、片足ずつ交互に乗せながら作業を行うようにすると、腰への負担を減らすことができます。

 

さらに、同じ姿勢を長時間続けないように、なるべく歩く機会を作るようにしましょう。トイレに行く時などに、ストレッチで腰回りの筋肉をほぐすようにするのもいいですね。

 

タクシードライバー・長距離ドライバー

長距離ドライバー

 

タクシーやバスの運転手、トラックなどの長距離ドライバーなど、車の運転を仕事にしている人も腰痛の方が多いですね。

 

長時間同じ姿勢で座りっぱなし、手足を運転に使うため、腰への負担がとても大きくなること、加えて、走行中の振動も腰痛の原因になっています。まず、正しい姿勢で運転するために、運転席を調整しましょう。

 

シートの位置は、ハンドルを握った時に肘が軽く曲がり、アクセルやブレーキが膝を自然に曲げて踏める位置に調整します。背もたれの角度は90度〜100度で、シートに深く腰かけ、腰・背中を付けて座ります。

 

シートが前すぎると前かがみの姿勢になり、さらには膝を必要以上に曲げることになるため、腰への負担が大きくなります。

 

逆に、シートに浅く腰かけて背中をシートにもたれかかるようにするのも、背骨の自然なS字状カーブが失われるため、NGです。

 

できれば30分に1回、最低2時間に1回は休憩をとり、背中を伸ばすなどのストレッチをするようにします。サービスエリアなど、車から降りられる場所では、周囲を歩いたり積極的にストレッチをして、筋肉をほぐすようにしましょう。

 

運送業者

運送業者

 

運送業や引越業、建設現場での作業など、重い荷物を持ち運ぶ作業を職業とする人は、腰の筋肉や腰椎に大きな負担がかかります。ぎっくり腰にもなりやすいので、注意が必要ですね。

 

荷物を持ち上げる時は、必ず膝をまげて(片膝は床に付けてもよい)、腰を落としてから持ち上げるようにします。荷物を体にひきつけ、腹筋と背筋に力を入れてゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

 

膝を伸ばしたまま、前かがみの姿勢で荷物を持ち上げるのは絶対にNGです。

 

農業従事者

農業従事者

 

前かがみの姿勢で行う作業が多い農業従事者は、腰痛が多いのみならず、背骨の自然なS字状カーブが失われ、背中が曲がってしまうこともあります。

 

歩く時、座る時、物を持ち上げる時など、日常の動作においても、腰への負担が少なくなるよう、正しい姿勢・動作を意識するようにすることが大切です。

 

前かがみになって行う農作業では、片膝を地面につけるようにすると腰への負担を減らすことができます。また、向きを変える時に急に腰をひねらないように注意しまょう。

 

さらに、定期的に休憩をとるようにし、腰を伸ばすストレッチを行って硬くなった筋肉をほぐすようにしましょう。

 

介護職・看護師等・医療従事者

介護職

 

介護福祉士、看護師、理学療法士等、医療従事者の方は、治療や介護のために中腰の姿勢で作業することが多く、患者さんを抱きかかえて移動させることもあるなど、腰への負担が非常に大きい職業です。

 

ベッドサイドでは、立ったまま前かがみの姿勢で作業をしないよう、膝を曲げて腰を下ろし、片膝を床につけて作業をするようにすると、腰への負担を減らすことができます。

 

車いすから便器・ポータブルトイレ間の移乗介助、ベッドからポータブルトイレ間の移乗介助の改善、清拭、おむつ交換、体位交換、清潔整容介助、食事介助等、腰への負担の大きい介助業務の改善等については、厚生労働省から『介護業務で働く人のための腰痛予防のポイントとエクササイズ』というテキストが出されています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

⇒『介護業務で働く人のための腰痛予防のポイントとエクササイズ』へ

スポンサードリンク

関連ページ

生活上のポイント
腰痛の改善・予防のために日常生活の中で注意すべき、正しい姿勢、歩き方や座り方、家事を行う時の注意点、荷物の持ち方、寝る時の姿勢など、生活上のポイントをご紹介します。
肥満解消
腰痛を引き起こす大きな原因のひとつである肥満を解消して腰痛を改善・予防しましょう。肥満を解消するための生活上のポイント、食生活のポイントをご紹介します。
ストレス解消
ストレスが腰痛の原因になることが、近年の研究で明らかになってきています。ストレスを上手に解消して、腰痛を改善・予防しましょう。
腰痛解消グッズ
腰痛の改善・予防をサポートする靴、イス、寝具(高反発マットレス)等のグッズをご紹介します。