MENU

腰椎椎間板症ってどんな病気?

腰椎椎間板症

 

背骨(脊柱)の中でも特に腰の部分にあたる腰椎には、体の要である腰を支えるために大きな負担がかかります。このため、長期間の肉体労働や老化の影響を受けやすいのが腰椎なのです。

 

腰椎は5つの椎骨と、椎骨と椎骨の間のクッションの役割を果たす椎間板から成り立っていますが、長年の負担や老化によって変化(変性)が起きやすいのが椎間板です。

 

椎間板は中心部に水分を含んだゼリー状の柔らかい『髄核』があり、その周囲を丈夫な
『線維輪』という組織が取り囲んでいます。

 

ところが老化によって髄核の水分が失われてつぶれてくると、クッションの役割を果たさなくなったり、変性した椎間板が周りの神経を刺激したりするなど様々な影響を及ぼすようになり、これが急性・慢性の腰痛の原因となるのです。

 

このように椎間板が加齢や負担によって変性し、それが原因で腰痛を引き起こすようになった状態を腰椎椎間板症と呼んでいます。

原因

腰椎椎間板症の原因としては、上にも述べたように加齢によるもの、長期間にわたる肉体労働、激しいスポーツなどによる腰への負担があげられます。

症状

腰椎椎間板症の主な症状は慢性的な腰痛です。

 

特に

 

  • 朝の寝起き
  • 動き始める時
  • 前かがみの姿勢
  • 長時間立ち続ける仕事
  • デスクワーク・パソコンワークなどの長時間座り続ける仕事
  • 長時間体を動かした時

 

などに痛みが強くなるのが特徴です。

治し方

病院での治療

腰椎や椎間板の変性は老化によって誰にでも起こるものです。そして骨に変形があるからと言って、それが直接腰痛に結び付くわけではありません。

 

このため、病院ではまず問診や身体所見でどのような症状があるかを確認し、画像検査はそれを裏付けるものして行われます。

 

治療は痛みを改善するため、非ステロイド性消炎鎮痛薬や筋弛緩薬などの薬の服用、痛みが強い場合の神経ブロック、コルセットの装着、腹筋や背筋を強化する運動療法、牽引などの理学療法など、保存療法が基本となります。

 

多くの場合、保存療法で腰痛が改善されますが、日常生活に著しい支障が生じる場合には手術が検討されます。

 

⇒『病院で腰痛治療』へ

 

自宅での改善・予防法

腰痛があるからと言って運動不足はかえってよくありません。軽いウォーキングや腹筋・背筋運動を行い、腰を支える筋肉を強化しましょう。

 

また長時間の重労働、立ちっぱなしの仕事は避けましょう。重いものを持つ時、立ったり座ったりの動作、腰をひねる動作などにも注意しましょう。

 

腰の痛みに1日1回飲んで効く「リョウシンJV錠(医薬品)」の購入はこちら

 

⇒『腰痛体操』へ

 

⇒『ツボ押し』へ

 

⇒『日常生活の工夫』へ

 

まとめ

加齢や長期の負担により椎間板が変性し、神経を刺激して腰痛が生じるのが腰椎椎間板症。

長期間にわたる肉体労働・重労働、加齢が発症の原因。
朝起きた時、動き始め、前かがみの姿勢、長時間立ち続ける・座り続ける、長時間体を動かした時などに痛みが強まる。
病院では薬物療法や運動療法などの保存療法が基本。
日常生活では姿勢や動作に注意し、腹筋や背筋、ウォーキングなどの運動で腰を支える筋肉の筋力アップをはかる。
スポンサードリンク

関連ページ

腰椎椎間板ヘルニア
腰痛の原因として比較的若い世代に多い腰椎椎間板ヘルニアについて、病気の概略、原因、症状、病院での治療、家庭での改善・予防法についてご紹介します。
腰部脊柱管狭窄症
腰痛の原因として中高年に多くみられる腰部脊柱管狭窄症について、どのような病気なのか、病気を引き起こす原因や間欠跛行などの症状、病院での治療、家庭での改善・予防法についてご紹介します。
腰椎変性すべり症
腰椎を構成する椎骨がずれることで生じる腰椎変性すべり症は、中高年の慢性的な腰痛の原因になります。腰椎変性すべり症の原因や症状、病院での治療法や自宅でのケアなどをご紹介します。
変形性脊椎症
変形性脊椎症は加齢によって起きる背骨の老化現象です。変形性脊椎症が起きる原因、症状、病院での治療や自宅での腰痛改善法などについてご紹介します。
骨粗しょう症
骨粗しょう症は特に閉経後の女性に多い病気です。骨粗しょう症になる原因やその症状、病院での治療や日常生活での運動や食事療法などをご紹介します。
腫瘍/結核
腰痛を引き起こす原因となる病気には、ガンや結核菌の感染など、重大な病気もあります。ここでは脊椎腫瘍、脊髄腫瘍、結核性脊椎炎(脊椎カリエス)について説明します。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは、腰痛に続いてお尻から太もも・ふくらはぎなど、足の裏側にかけて現れる痛みやしびれのことです。坐骨神経痛を引き起こす原因や症状、治療法、予防・改善法をご紹介します。