朝起きると腰が痛い!~寝起きの腰痛の原因って何?

朝起きた時に腰が痛いと訴える方がたくさんいらっしゃいます。本来、睡眠によって心身の疲れが癒されなければならないのに、なぜ『寝起きの腰痛』を訴える方がこんなに多いのでしょうか。

朝起きた時に腰が痛む原因とは?
 
 

寝起きの腰痛【参考図書】腰痛をすっきり治すコツが分かる本:永岡書店

正しい姿勢で立った時の腰への負担を100とした場合、仰向けで寝た時の腰への負担は25、横向きで寝た場合は75となります。

ちなみに椅子に正しい姿勢で座った時は140で、立っているときよりも腰への負担が大きくなります。さらに椅子に座って前かがみの姿勢を取った場合の腰への負担は186にもなります。

長時間のデスクワーク・パソコンワークなど、長時間椅子に腰かけて前かがみの姿勢で仕事をしている人は腰への負担が大きく、腰回りの筋肉に疲労がたまっていると言えるわけですね。

逆に寝ているときの腰への負担は立っているときよりもずっと少ないわけですから、寝ている間に腰にたまった疲れは癒されなければならないはずです。なのに『寝起きの腰痛』はなぜ起こるのでしょうか。

ひとつは寝る時の姿勢です。

上で述べたように最も腰に負担がかからないのは仰向けに寝た時です。これに対し、うつ伏せで寝ると腰が反った状態になるため、腰痛の原因となることがあります。

しかし、仰向けに寝ていても腰痛になる場合があります。それは、マットレスや布団などの寝具が身体にあっていない場合です。

特に柔らかい布団を使っている場合は、仰向けに寝た時に腰が沈み込んでしまい、背骨が自然なS字状カーブを保てなくなって腰に負担がかかってしまいます。

さらに、やわらかいと寝返りが打ちにくいため、長時間同じ姿勢を続けることになり、血流が悪くなって筋肉が硬くなってしまうのです。

また、寝返りには日中の活動で歪みが生じた背骨を修復するという役割もあります。適度に寝返りが打てない寝具はこの点からも問題があると言えるでしょう。

かと言って、硬すぎる寝具だと肩や腰などの出っ張っている部分だけで体を支えることになるため、これも腰痛にはよくありません。

朝起きた時に腰が痛いという方は、高反発マットレスなどの適度な硬さを持った寝具で寝ることが腰痛予防に効果的だと言えるでしょう。

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