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腰痛の原因を知り、治し方を実践して腰痛を改善・予防!

 

腰が痛いゾウ〜!
前かがみになった時に特に腰が痛むゾウ〜!!


 

 

腰の激痛で動けないのクマ〜!
くしゃみをした瞬間に腰に激痛が走ったのクマ〜!!


 

 

う〜ん…、ゾウくんの腰の痛みの原因は『椎間板ヘルニア』の可能性があるね。クマさんの腰の激痛の原因は
『ぎっくり腰』かも知れないな。


 

  き・君は・・・?

 

 

 

 

 

ぼくはコシの王子様。腰痛の原因と治し方を勉強しながら色んな星を旅してるんだ。


 

 

じゃ・じゃあ、ぼくの腰の痛みの原因と治し方も分かるのかゾウ?


 

 

そうだね。
症状を詳しく聞いてレントゲン検査なんかをしたうえでないと正確なことは分からないけど、ゾウくんのように中腰で重い荷物を持ち上げる仕事をしている人には、椎間板ヘルニアが起こりやすいんだ。

 

腰を前にかがめた時に痛みが強くなると言う症状も、椎間板ヘルニアにつきものなんだよ。


 

 

へ〜え。病気によって腰痛の症状の出方に違いがあると言うことは、ぼくとは反対に、前かがみになった時に楽になって、腰を反らせると痛みが強くなるような病気もあるということなのかゾウ?


 

 

その通りだゾウ。あれ、しゃべり方がうつっちゃった・・・。

 

椎間板ヘルニア以外で腰痛の原因となる病気の代表的なものに『脊柱管狭窄症』というのがあるんだ。この病気の場合は、背中を反らせたときに痛みが強くなるのが特徴なんだ。

 

また『間欠跛行』って言って、ちょっと歩くと腰が痛くなって、長い距離が歩けなくなる症状が出るんだけど、そんな時には前かがみになって、腰を丸めてしばらく休んでいると痛みが楽になるんだ。


 

 

ひと口に腰痛って言っても、いろんな原因や症状があるんだなゾウ。


 

 

クマさんの腰痛は『急性腰痛症』、いわゆるぎっくり腰じゃないかな。日常のなんでもないような動作に伴って
突然、腰に激しい痛みが走るんだ。


 

 

ま・まさにそれよクマ!動くこともできなくて病院にも行けないのクマ!!


 

 

ぎっくり腰の時は慌てて病院に行く必要はないんだよ。あまりの激痛にすぐに病院に行かなきゃ!と思う人も多いようだけど、無理して動くことでかえって症状が悪化することもあるんだ。

 

2〜3日は安静にして、痛みがある程度治まるのを待つのが、ぎっくり腰になった時の対処の仕方なんだよ。


 

 

でも、とっても痛いのクマ!


 

 

痛みをやわらげるためには、寝る時の姿勢は、エビのように腰を丸めて横向きに寝るといいよ。仰向きに寝るときは膝の下にクッションを入れて膝の位置を高くするといい。

 

痛み止めとして、最初は冷湿布を貼ることと、市販の非ステロイド系消炎鎮痛薬を飲むのもいいね。


 

 

いつまでこんなひどい痛みが続くのクマ?


 

 

2〜3日、安静にしていると少し痛みが治まってくるよ。そうなったら今度は、コルセットやさらしで腰を固定して、できるだけ体を動かすようにするんだ。

 

普通は1週間〜10日ほどで楽になるはずだけど、それで痛みが楽にならなかったり、逆にひどくなってくる場合は病院に行った方がいいね。


 

 

1週間ほどで痛みは治まるのねクマ。それを聞いて少し安心したわクマ。


 

 

ぼくの椎間板ヘルニアの場合は、ちゃんと治すにはどうしたらいいんだゾウ?


 

 

ゾウくんの場合は、まずは整形外科を受診して、腰痛の原因が椎間板ヘルニアかどうかをきちんと調べることが大切だね。その上で、医師の指導に従って治療やセルフケアをしていくんだ。


 

 

わかったゾウ。一度、整形外科を受診するゾウ。


 

 

クマさんのぎっくり腰も、癖のようになって何回も繰り返す人が多いから、予防のために腰痛ストレッチや筋力トレーニングなどのセルフケアをしていく方がいいと思うよ。


 

 

こんなひどい痛みがクセになるのは絶対にイヤよクマ!


 

 

うん。
腰痛を改善・予防していくために重要なのは、まずは自分の腰痛の原因は何なのかをきちんと押さえること。その上で、それを治すためには、どんな治療法やセルフケアを行っていけばいいのかを知り、実践していくことだね。

 

腰痛の原因と治し方について、ぼくが勉強したことをしっかり説明していくので、ゾウくん、クマさんもじっくり読んで実践してみてね!


 

  読むゾウ!実践するクマ!

 

 

 

腰痛を訴える人の85%は原因が特定できない“原因不明”の腰痛!

腰痛の女性

 

厚生労働省が2013年3月にまとめた調査によると、全国で腰痛を持つ人の数は2,800万人もいるということです。日本の人口は約1億2,700万人なので、日本の国民の実に約4.5人に1人が腰痛を持っているということになりますね。

 

腰の周辺が痛むことを総称して『腰痛』と呼んでいますが、その原因や症状には実に多くのものが存在します。

 

腰椎

 

腰の骨=腰椎は、5つの『椎骨』というものが積み重なってできています。椎骨と椎骨の間には、クッションの役割を果たす『椎間板』があり、椎骨や椎間板の周囲には神経や靭帯、筋肉などがあります。

 

これらの腰を取りまく骨や筋肉などのどこかに何らかの障害が生じると、腰痛が起こるわけですね。

 

一般に腰痛と呼ばれるもののうち、骨(腰椎)の異常など、原因が特定できる腰痛を『特異的腰痛』と呼び、『腰椎椎間板ヘルニア』、『腰部脊柱管狭窄症』などがその代表的なものです。

 

このような腰の骨(腰椎)や神経の障害からくる腰痛のほかに、内臓の病気などから腰痛が起こることもあり、『尿路結石』、『胃潰瘍・十二指腸潰瘍』、『膵炎』などがその代表的なものです。

 

このように原因が特定できる腰痛には様々なものがありますが、実はこの『特異的腰痛』は腰痛全体のわずか15%程度でしかありません。

 

残る85%は、『非特異的腰痛』と呼ばれる、病院でレントゲンやMRI検査をしても腰痛の原因が特定できない、いわゆる“原因不明の腰痛”なんですね。

 

 

腰痛の原因

 

 

非特異的腰痛とは平たく言うと『病気とは言えない不快症状としての腰痛』です。3ヶ月以上続く、一般的に腰痛症(慢性腰痛)と呼ばれる症状の他に、ぎっくり腰(急性腰痛)も非特異的腰痛のひとつとされています。

 

こうした非特異的腰痛を引き起こす原因としては、次のようなものがあると考えられています。

 

  • 悪い姿勢
  • 運動不足
  • 運動のし過ぎ
  • 肥満
  • 加齢
  • 血行不良
  • 喫煙習慣
  • 体の片側への負担
  • やわらかい寝具やイス

 

さらに、『特異的腰痛』、『非特異的腰痛』、『内臓の病気からくる腰痛』のほかに、ストレスや社会的要因(多忙による疲労の蓄積等)から腰痛が引き起こされることも、近年分かってきました。

 

 

 

ちょ・ちょっと待ってよクマ!こんなに痛いぎっくり腰も原因不明の腰痛になるのクマ?


 

 

そう。腰の筋肉のねん挫やけいれんじゃないかと言われてるんだけど、はっきりした原因はまだわかってないんだ。


 

 

そうなんだクマ・・・。それにしても85%もの腰痛が原因不明って、なんだか納得がいかないクマ・・・。


 

 

ホントにそうだよね。ただ誤解のないようにしてほしいのは、“原因不明の腰痛”と言っても、それは“骨に異常などが見つからない”と言う意味での“原因不明”だということなんだ。

 

骨には異常がなくても、腰痛を引き起こす“腰周辺の筋肉の疲労”という“原因”はあるし、その筋肉の疲労を招く“悪い姿勢”や“長時間のデスクワーク”といった“原因”もあるということだね。


 

 

なるほどクマ。そう言われると少し納得できるクマ。


 

⇒『ぎっくり腰』へ

症状でたどる あなたの腰痛の原因&治し方発見チャート

腰の王子様

腰の痛みの症状をたどることによって、あなたの腰痛の原因のタイプと、その治し方(ケア方法)が分かるチャート図をご紹介します。

 

まずは次のチャート図をたどって、あなたの腰痛の原因(タイプ@〜C)を見つけてくださいね。

 

 

腰痛の原因発見チャート図

原因別4つの腰痛のタイプと基本的な治し方

腰の王子様

上のチャート図で見つかったあなたの腰痛の原因のタイプと、基本的な治し方(ケア方法)をご紹介します。

 

以前は腰痛治療は安静にすることが基本だとされていましたが、近年では、過剰な安静はかえって腰痛の悪化につながり、腰痛ストレッチや筋力トレーニングなどの腰痛体操で積極的に体を動かすことが、腰痛の改善・予防には効果的であることが明らかになってきています。

 

骨などに異常が見られない『非特異的腰痛』では、こうしたセルフケアが腰痛改善・予防の中心になりますし、椎間板ヘルニアなどの『特異的腰痛』でも、病院での治療とともに腰痛体操などを行うことが、腰痛の改善・再発予防には効果的なんですよ。

タイプ@骨には異常が見られない腰痛(非特異的腰痛)

腰痛症(慢性腰痛)

ぎっくり腰(急性腰痛)

 

腰痛の85%を占めると言われているのが、骨などには異常が見られない、いわゆる“原因不明の腰痛”と呼ばれている『非特異的腰痛』です。主に腰周辺の筋肉疲労や血行不良などが、腰痛を引き起こしている原因だと言われています。

 

こうした非特異的腰痛の場合、レントゲン検査などでも異常が見られないため、治し方の基本は病院での治療ではなく、腰痛体操(腰痛ストレッチ、筋力トレーニング)やウォーキング等のセルフケアが中心になります。

 

ストレッチで筋肉を柔軟にし、筋トレで筋力をアップして正しい姿勢を取り戻し、背骨をしっかりと支えるようにすることで、腰痛の改善を目指します。

 

原因不明の腰痛

 

『腰痛体操』へ

タイプA骨に異常がある腰痛(特異的腰痛)

腰椎椎間板ヘルニア

腰部脊柱管狭窄症

腰椎椎間板症

腰椎変性すべり症

変形性脊椎症

骨粗しょう症

脊椎・脊髄腫瘍、結核性脊椎炎

 

レントゲン検査やMRI検査などで上記のような骨(腰椎)の異常(変性)が見られ、それが原因となって腰痛が起きているのが『特異的腰痛』です。

 

骨(腰椎)の病気が原因の腰痛なので、治し方の基本は、まず病院での治療になります。整形外科を受診し治療を行いながら、さらにセルフケアによって再発予防を目指します。

 

⇒『腰痛の原因となる背骨の病気』へ

 

⇒『病院で腰痛治療』へ

タイプB内臓等、骨以外の病気に伴う腰痛

泌尿器科系の病気

尿路結石

腎盂腎炎

遊走腎

 

消化器科系の病気

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

慢性・急性膵炎

胆石

 

婦人科系の病気

子宮筋腫

子宮内膜症

卵巣嚢腫

 

腰痛には、腰周辺の筋肉疲労や、骨(腰椎)の病気が原因となるもの以外に、内臓の病気の症状が腰痛となって現れる“関連痛”と呼ばれるものがあります。

 

泌尿器科系の病気は泌尿器科、消化器系の病気は内科、婦人科系の病気は婦人科を受診します。それぞれの病気の治療に伴って腰痛も改善します。

 

⇒『腰痛の原因となる内臓の病気』へ

タイプCストレスによる心因性の腰痛

ストレスが様々な病気の原因となることが、近年、明らかにされていますが、腰痛もまたストレスが原因となって引き起こされることが分かってきました。

 

ストレスそのものが腰痛を引き起こす場合や、ストレスによって上記のタイプ@〜Bの腰痛がより強くなる、また、治りにくくなるという場合があります。

 

ストレスが原因となる心因性の腰痛の治し方の基本は、生活習慣の見直しなどのセルフケアとともに、痛みが強い場合は整形外科・ペインクリニックなどで、薬物療法などの痛みの治療をします。

 

また、うつ状態が疑われるような場合には心療内科の受診を考えます。考え方や行動を前向きなものに変えていく『認知行動療法』も、近年、注目されています。

 

⇒『ストレスが腰痛の原因になる!』へ

 

 

 

じゃあぼくの場合は、病院で椎間板ヘルニアの治療をしながら、腰痛体操なんかもすることになるのかゾウ?


 

 

そのとおり。椎間板ヘルニアも以前は手術をしないと治らないと考えられていたんだけど、最近は、自然にヘルニアが治まることも多いことが分かってきているんだ。

 

だから、ドクターと相談しながら、しっかり治療をしていけば必ず良くなるし、ストレッチや筋トレで腰周辺の筋肉を鍛えれば再発予防にもなるんだよ。


 

 

しゅ・手術はいやだゾウ・・・。しっかり治療とセルフケアをするゾウ!


 

 

うん。骨の病気の概要や、病院での治療・腰痛体操などの腰痛の治し方については、右カテゴリーにまとめてあるからね。

 

自分の腰痛の原因は何なのか、治すにはどうしたらいいのか、しっかり読んで腰痛を改善・予防していってね。


 

まずは『腰痛基礎知識』へ